年齢を超えて成熟するダンス

Share on Facebook
Share on LinkedIn

「ダンスの研究6」
私はスペースダンス舞踏家。日本で生まれた舞踏をベースに、ダンス&デザインとしてのスペースダンスを実践していくことが仕事。67才。しかし、踊り始めて10分もすると身体が軽くなり、自分は若いと感じる。それで、年齢を聞かれた時は「宇宙年齢17才」と答えている。

舞踏が現在も海外を中心に発展を続けている最大の理由は、舞踏が「年齢を超えて成熟するダンス」を可能にするからだ。一定の年齢が来ればリタイアを強いられるダンスに「疑問」を感じるダンサーは世界中で増えている。彼らが舞踏の世界に流れ込んでくる。舞踏ではなぜ年齢の壁を超えることができるのか? それは、ダンスに必要なエネルギーを自分の身体が置かれた環境との間で循環させる技術をもつからだ。

使えば終わりが来るエネルギーと、使えば使うほど増殖するエネルギーとの差はとても大きい。過度に鍛え抜かれた身体は必要ない。ただ身体があればいい。生きている限り誰でも身体を持っている。だから、この技術を身につける限り、年齢の壁は易々と超えられる。私の挑戦も120才まで、理想的には170才まで続く。

© 2015 Tokyo Space Dance