日別アーカイブ: 2016-09-14

一人の神殿/Eckhart Secret

「愛について3」
一人は一人と共に。一人は一人によって。そして一致の内に。永遠に至るまで。中世・ドイツの牧師で神秘主義者だったマイスター・エックハルトは書いた。「人は誰でも<一人の神殿〜天職>をもっている」。この『一人の神殿』を通じて、はじめて多くの「一人」に出会うことができる。

或る日、私の『一人の神殿/Eckhart Secret』は「スペースダンス舞踏家・社会事業家・校長・作家・エレナ&大家族」の「5つの天職」によって構成されていることを知った。こんなに沢山。でも、楽しい。うまく行っても、行かなくても。

「あらゆる人びと」に喜んで欲しいのか。「たったひとりの人」が喜んでくれればいいのか。そのために必要になる仕事はまったく異なる。多くの場合に対立する。調整はほぼ不可能。エックハルトなら、このような二つの異なる欲求に引き裂かれ、その不可能な調整を図っていく仕事も「愛」と言うだろう。そこに「進化」の可能性があるからである。

恋に落ちる/Fall in Love

「愛について2」
二人の女性文化人類学者の「愛」。マーガレッド・ミードが引用したルース・ベネディクトの意味深長な詩。二人の関係も「愛」を巡って動き、マーガレッドは「知的な開眼の瞬間は、恋に落ちる時と似ている」と言っていた。

さまよい続ける二つの生のステップが
互いの調べに引き寄せられて
一つのテンポを刻んでいくそのひとときが、
私たちのもつすべて。

マーガレッドは、アメリカ初の女性文化人類学者として波乱万丈な生涯を送った。そして、誰をも深く愛し過ぎる才能によって、何度も恋に落ち、深く傷つくと共に、大きな喜びを手に入れた。

© 2015 Tokyo Space Dance